「そちらのお嬢様は…?」 執事の植田(ウエダ)が尋ねた。 僕が家に客を入れたのなんて久々だ。 「…友達。しばらく家に泊まらせるから、僕の部屋の近くの空き部屋を用意しといて」 「かしこまりました」 上田はそう言うと部屋の準備に取り掛かった。