朝起きたら悠斗はもう出かけていた。 今日からまた学校が始まるらしい。 私の熱も、もう完全に引いていた。 ベッドから起きて、目をこする。 窓を開けて空気を入れ替える。 これは、いつも悠斗がしていたことだった。