なんだかすごく安心したからか、急に力がなくなった。


ガクッと地面に膝をつく。


「シャル…!?」


悠斗が駆け寄ってきた。


そのまま悠斗の胸に頭を預ける。


ああ、悠斗の匂いだ。


私はまた安心して目を閉じた。


私の意識はそこで途絶えた。