締め出された扉の向こうで僕は、シャルが言うんだから大丈夫だろう、なんて甘いことを考えながら下に下りていった。


早朝の散歩なんて久々だな。


朝食は歩きながら適当なところですませるか。


こんなにも散歩が楽しみだと感じたのは久々だった。


その理由を、僕はまだ知らない…。