碧空。
雲ひとつない真っ青な夏空に、かけてみたい。
この何の変哲もない人生と、でっかい夢と、かけがえのない友情を。
あと少し、ほんの少し手を伸ばせば掴めそうな、この空に。
かけてみたい。
この、一世一代の恋を。
ラスト・スイング。
「どうしよう! 修司!」
あの日、一緒に見上げた空に全てをかけて打ち上げられたら。
そしたら、届くだろうか。
「あたしもう……修司しか見えないよ!」
この夏空に、届くだろうか。
「じゃあ見てろ! そこで、見てろ! おれのラストスイング」
そしたら、君に。
届くだろうか。
雲ひとつない真っ青な夏空に、かけてみたい。
この何の変哲もない人生と、でっかい夢と、かけがえのない友情を。
あと少し、ほんの少し手を伸ばせば掴めそうな、この空に。
かけてみたい。
この、一世一代の恋を。
ラスト・スイング。
「どうしよう! 修司!」
あの日、一緒に見上げた空に全てをかけて打ち上げられたら。
そしたら、届くだろうか。
「あたしもう……修司しか見えないよ!」
この夏空に、届くだろうか。
「じゃあ見てろ! そこで、見てろ! おれのラストスイング」
そしたら、君に。
届くだろうか。