はてしなく続く空



芭琉和は砂月をみつめた。


「砂月はハルになんて言ってほしいの?違うって言ったら本当に信じてくれるの?」


砂月は黙った。


「ハルは奏多を恋愛対象としてみてないって言った。その言葉、信じてないの?」


「…信じたいけど、裏切られた時のことを考えたら信じたくない」


「ハルは砂月を裏切ったことなんて一度もないよ!」