芭琉和は今学校に近い祖母の家から通っているため、本家とのやりとりは常に行っているらしい。 芭琉和は一言「ごめん」と言うと、携帯を手に外に出た。 奏多と砂月はお互い何を話そうかと考えていた。 やはり会話がないのは淋しいものである。