「心愛、石田さんの席ちょっとお願い。」 「ん、分かった。」 「少し失礼しますね」 退屈な毎日 輝きを失った世界であたしは あなたの目にどんな風に見えたのだろう __________________________ 咲田 心愛(さくた ここあ) 25歳 今あたしは都会から離れた町の ラウンジで働いている いつもなら絶対出勤しない日に あなたに出逢った 神様、これは運命ですか? それとも・・・