あたしが真っ赤な顔でそう告げると・・・ 間宮さんは、あたしをギュッと強く抱きしめた。 「間宮さん・・・?」 ちょっと苦しいけれど・・・間宮さんの温もりが伝わってきて、 すごく幸せな気持ちになった。 「今、俺の顔絶対赤いから・・・見ないで」 恥ずかしそうな声が、あたしの耳元に響く。 ちょっとだけ顔をあげると、案の定・・・ 彼の顔は、ほんの少し赤かった。