――――――― ――――― ――― 「バイバーイ」 「また明日ね!」 駅の近くで亜耶と沙耶と別れて、 そのまま真琴と一緒に電車に乗りこむ。 亜耶たちは学校の近くの駅に家があるけれど、 あたしと真琴は少し遠いから電車通学をしている。 電車から降りると、いきなり真琴が「トイレ行ってくる!」と言って 向こうに走っていった。 「え、ちょっと・・・・・・」 ・・・待ってたほうがいいわよね。 あとからブツブツと言われるのも面倒だし・・・ ずっと立ちっぱなしだったから足も疲れちゃったし。