こんなみた目のせいか、女のコには人気があった。
妬みも、あったんだと思う。
イジメはだんだんと、エスカレートしていった。
そんな時、母さんに無数の傷がみつかった…。
「…永峰 ゆうりです。 なかよくしてくださいっ」
「じゃあ、永峰は委員長の隣な?
新しい仲間も 増えたことだし、みんなで自己紹介でもするかっ」
席につく途中、「男?女?」という声がきこえた。
席に着こうと、やっと顔を上げると
ぼくの後ろにすわる女のコに 目を奪われた、
今までに見たことがないくらい…キレイな女のコだった。
一人一人自己紹介していくなか、そのコの順番がきた。
「篠崎 れいです。一年間よろしくお願いします。」
れいちゃんかぁ…その後もれいちゃんが、頭からはなれなかった。

