「俺んちにいるってことは住むのって…」
「ごめんなさい。今日から姉とお世話になります」
頭を下げる彼女。
申し訳なさそうに……。
ん?……何やら視線を…。
!!!???!!!
ドアを見ると、
ドアの飾りガラス部分から妖怪女2人が覗いてる。
「ごめん。ちょっとこっち来て?」
「え?……はい」
俺は彼女の手を掴んで2階の自室へと。
「えっと、何でこんな事に?」
俺は詳しい事情を聞く事にした。
「あのっ……亘が…アイツがストーカーみたいになっちゃって…」
「えっ!?大丈夫なのか!?」
「えっ……あっ…うん。お姉ちゃんが楓さんに相談したら、お部屋が空いてるからって…」
「まぁ、ムダに広い家だからな」
「でね?もし、亘が私の後を付けて来ても、潤くんと一緒に住んでたら諦めるだろうって…」
「………」
「亘…潤くんがバイトしてる所を見たみたいで…」
「あっ!?……悪い。それ俺の「ううん。私が元々依頼したんだし…」
彼女は本当に申し訳なさそうに俯いた。



