「明日見たら驚くわよ~?凄~く美人だから」
「へぇ~そりゃあ楽しみだな」
「あっ、先に言っとくけど。変な気起こすんじゃ無いわよ?」
「変な気って襲うなってこと?」
「まぁ、ひとつ屋根の下。年頃の男女が一緒に生活したら変な気も起きるだろうけど……ウフフッ」
「………変態」
「それに、凄~く可愛い女の子を目の前に…。一体アンタがどこまで我慢が出来るかしら?楽しみぃ~」
「………悪魔だろ」
「まぁ、相手のお嬢さんの了解の上……って事なら別だけど?」
「了解があったらいいのかよ!?」
「ウフフッ。どうかしら?そう簡単に了解は得られないと思うけど?」
何を考えてんだか……俺の姉貴は。
「まぁ、せいぜい頑張んなさい。極上の女の子だから」
「はぁ……そうですか…」
頑張っていいのかよ!?
はぁ…マジで頭が痛くなって来た。
姉貴と真面な会話を期待した俺がバカだな。
俺は無視して夕食を取った。



