短編集



私は和泉くんの告白シーンを通り過ぎ、委員会をやる部屋へ向かった。


扉を開けると、中にはだれもいない。まぁそうか、今はまだ六限だ。




しばらくしてガチャっていう扉の音と共に和泉くんが入ってきた。


「あ…鈴木」


「和泉くん。さっき告白されてたでしょー」

いつもの軽い気持ちで言っただけ。

だけど和泉くんはいつもとちがくて


「…鈴木には言わないとな…」


ドクン、嫌な予感がした。


「…実はさ」



聞きたくない




「彼女、出来たんだ」




「ぇっ――――」