短編集



和泉くんも私にだけ毒舌だから、勘違いしてた。


私が一番和泉くんに近いんだ、って。




―――――――

いつものように委員会に向かう途中、ふと足が止まった。



和泉くんが告白されてる。



和泉くんはカッコいいし、告白場面をみるのは初めてじゃない。


けど告白されるたびに振ってたから、

だから安心してた。