和泉くんも私にだけ毒舌だから、勘違いしてた。 私が一番和泉くんに近いんだ、って。 ――――――― いつものように委員会に向かう途中、ふと足が止まった。 和泉くんが告白されてる。 和泉くんはカッコいいし、告白場面をみるのは初めてじゃない。 けど告白されるたびに振ってたから、 だから安心してた。