「あんな…」
うん、どんなことでも聞くよ。
あ、でも、朝から重すぎる話しちゃったら帰るから。
やっぱね~雰囲気は重視しないとね。
重い話は黄昏時に屋上でするのが定番!!
だから、今回の屋上はヴェリグッド!!
「(さすが少女マンガヲタクやな。
でも今回は無視!)
実は…聞いちゃってん。」
キイチャッテン…?
何を…???
かすかに自分の頬がこわばるのを感じた。
ミドリちゃんはうつむいていて、表情がうかがえない。
「鈴木、のこと。」
やっぱり…そーなんだ…
なぎっちゃんのことだと思った。
「まさか…そんなに悲しい初恋やったなんて…!」
…?
そんな悲しい初恋だっけ?
どっちかって言うと、ムカつく話じゃない??
