あの後、みゆちゃん先生は合コンに
行くつもりだったらしく、
怒るより先にさっさと帰ってしまった。
シャワーを浴びてメイクを直すとかなんとか
焦って帰ってった。
職務放棄かー、みゆちゃんせんせー。
………
しばらくみんなで顔を見合わせる。
「職務放棄やん、あのセンセ。」
ぼそっと聡江さんが呟く。
「なんだ、しょくもほーきって。」
こんなバカな質問するのはヤマト。
「…帰るか!」
けーがにっと笑って掃除用具を片す。
いたずらな笑顔につられて笑っちゃう。
みゆちゃん先生の唖然とした顔が…!!
あはははは!!
ヤバい、つぼった。
「やだ、なぎっちゃん!笑わないでよー…!!」
恵水もつられ笑う。
「あのセンセ、逆にあの顔で合コン行った方が
よかったんちゃう?
ウケるわー!」
聡江さんしつれーすぎ!
あれでも不器用なりに頑張ってメイクしたんだよ!
…きっと。
「あれでもて!
あんたの方が失礼やわ!」
