「えぇーーーーっ!?

付き合ってるのむにゃっ!?」



慌てて聡江さんがあたしの口をふさぐ。


何人かがこちらを振り返る。




「アホか、あんた!

仮に、や!話聞けや!」




…ごめんなさい…


関西弁でまくしたてられたら怖い~!




「ほんでや。

それをあんたが知ってるとする。」



はい!



「それをうちに言うやろ。」



そう…かな?


言わない気がする。


どーでもいいし。



「言うねん!!」


はい!

言いました!



「それ聞いて、ウチはそれと同等くらいの恋バナを

あんたに聞かしたる。」



いや、別に聞きたくないし。



「聞きたいねん!」



はい!



「そーゆー仕事や。」



へ~。


そんなことしてたんだ。