じゃあ、なんでこんなことやってるかって?




俺には、ここの社長に借りがある





絶対俺は、社長がいなかったらこんなことやってない





『キャー!!』





また歓声だ





正直女の高い声は頭が痛くなる






(早く帰りたい…)


そんな事を思いながら、


まとわりついてくるマスコミや追っかけを振り払いながら車に乗ろうとした時だった、








『光!!社長がっっ』