とはいったものの、




今日はいつもに増してすごいファンの数だ





「はぁ…」






俺は小さくため息をついた







どう考えても、警備員がどうにかできる人数でない






『走るか?』



察したように守が聞いてくる






だるいが仕方がない






「おう」