Marius−マリウス−前編

「なあ、なんで俺ん家にくるんだよぉ」
「しつこいな、お前。何回聞くんだよ」
タイエンテとツービオはタイエンテの家の前まで帰り着いていた。
「何回って、お前が一回も答えないからじゃないかっ」
ちょっと、ムッとしてタイエンテはツービオをみた。
その時、タイエンテの家のドアが開いた。
「あ、お兄ちゃん」
中から出てきたのは、タイエンテの一つ年下の妹、ロザリナだった。
「ただいま」
と、タイエンテ。
「あっ…」
ロザリナはタイエンテと一緒にいるツービオに気がついた。