タイエンテはツービオに右の手の平を差し出した。ツービオは首もとに出されたタイエンテの手の平をビシッと音を立てて払いのけた。
「いってーっ!」
痛さに顔をしかめながら、タイエンテはゆっくり歩きだし、ツービオも並んで歩きだした。
「いーじゃねーか、本気で皆を救いに帰って来るって思っても」
「タイエンテ…」
「いってーっ!」
痛さに顔をしかめながら、タイエンテはゆっくり歩きだし、ツービオも並んで歩きだした。
「いーじゃねーか、本気で皆を救いに帰って来るって思っても」
「タイエンテ…」



