「僕だって、実際に戦った事はないし、これから何が起こるかわからない事に対しての恐怖心はもちろんあるよ」 「…」 「それに、まだまだ未熟な今の僕では、どんなに頑張っても、力が及ばない事も多いと思う」 「…」 「だけど」 ケンヴンダーは表情を引き締めてバンデントを見つめた。