ケンペクトが一人待つ王の間に、最初に姿を現したのは、ゴーシンだった。 「来たか、ゴーシン」 「はっ」 「タイエンテとツービオは、来ると思うか?」 「…必ず」 ゴーシンがそう告げた時、扉が開き、タイエンテとツービオが入って来た。二人はケンペクトたちの所まで進み、頭を下げた。 「よく来てくれたな」 と、優しい微笑みでケンペクトが二人を見た。 「はっ」 「はっ」 ゴーシンが二人の肩を力強く掴んで、二人の顔を見つめて頷いた。二人もしっかりとゴーシンの顔を見つめて頷き返した。