パーフェクトティーチャー

ほたるも同じことを考えていた。


まさみは資産家の娘だった。


そして夫、つまりほたるの父(といってもロボットなので血のつながりはない)は商社マンで海外赴任している。


夫婦には生まれて間もない我が子を病気で失う悲しい過去があった。


自分が海外赴任すれば妻がますます寂しがる。


寂しさをまぎらすために、夫がプレゼントしたのがほたるだったのだ。


裕福な家庭に変わりはないが、ロボットをもう一台購入する余裕はないはずだ。


そのとき・・・


「二人の話、全部聞かせてもらったよ」と誰かが宣言した。