夏色の輝石。~最後の夏、君に輝け~

私も何か出来ないかな…

アイスでも買いに行くか。


私は近くのコンビニへ行くと、手当たり次第にアイスをカゴに放り込む。

「…あの、これ全部ですか?」

そりゃそうなるよね。
カゴには、60個近いアイス。

先月までしていたバイトのお金を崩して買うつもりだ。

「マネージャーなんで…!」


恥ずかしいから早くしてよ。
そんな私の期待とは裏腹にギャルの定員さんはやけに遅い。

「お会計は…ー」

見たくなかった伝票を見てしまい、自分でも驚愕する。


…ーこれで皆が笑顔になるなら…。




「翔太、はい!」

相当重いアイスをベンチに置く。


「ふーっ…ー」


季節は冬。明らかに季節外れだけど、部員達にとっては夏も同然の暑さだ。