「おい、翔太!」
拓矢が翔太を部室裏に呼びつける。
つけるつもりなんか、なかった。…はずなのに。
「お前のせいで、今日の練習最悪だ。」
「…は?」
「なんで、お前がそんな顔してんだよ。」
「何が言いたいんだ。」
拓矢は明らかに怒っていた。
「……キャプテン失格だな。」
「はっ?」
翔太が拓矢に飛びかかる。
「あんな顔すんな。部活の雰囲気悪くなる。」
翔太は拓矢の胸ぐらを掴んだまま、離さない。
「俺が笑えば、皆笑うのかよ。」
「部活の雰囲気は、お前にかかってんだよ!」
拓矢の言葉は正しかった。
私が昔習ってたバレエでも同じだった。
先生、リーダー。二人を中心にレッスンをしていたけど、
二人とも、まったく笑わない。……せいぜい人を指さして笑うこと。
「あの子……クスッ」
いつもこんな感じで、正直辛かった。
結局、先生が変わり、平凡なレッスンに戻ると、皆にも笑顔が戻った。
キャプテンと先生は比べる人が違うかもしれない。
だけど、共通点は必ずある。
上の人が空気を乱しちゃ、終わりだ。
終わりなんだよ……翔太。
拓矢が翔太を部室裏に呼びつける。
つけるつもりなんか、なかった。…はずなのに。
「お前のせいで、今日の練習最悪だ。」
「…は?」
「なんで、お前がそんな顔してんだよ。」
「何が言いたいんだ。」
拓矢は明らかに怒っていた。
「……キャプテン失格だな。」
「はっ?」
翔太が拓矢に飛びかかる。
「あんな顔すんな。部活の雰囲気悪くなる。」
翔太は拓矢の胸ぐらを掴んだまま、離さない。
「俺が笑えば、皆笑うのかよ。」
「部活の雰囲気は、お前にかかってんだよ!」
拓矢の言葉は正しかった。
私が昔習ってたバレエでも同じだった。
先生、リーダー。二人を中心にレッスンをしていたけど、
二人とも、まったく笑わない。……せいぜい人を指さして笑うこと。
「あの子……クスッ」
いつもこんな感じで、正直辛かった。
結局、先生が変わり、平凡なレッスンに戻ると、皆にも笑顔が戻った。
キャプテンと先生は比べる人が違うかもしれない。
だけど、共通点は必ずある。
上の人が空気を乱しちゃ、終わりだ。
終わりなんだよ……翔太。

