夏色の輝石。~最後の夏、君に輝け~

「…どういう事?」



翔太、黙ってても仕方ないよ。
いずれ、皆には打ち明けないといけない。


「…………拓矢、…」

「うん。」

「あのね、…………」




………言えなかった。

だって、拓矢の目が何かを期待していたから。


「…ううん、何でもない。」

「言えよ?」



モヤモヤか私の中で葛藤する。
気付いた時にはもう言葉を発していた。


「…………廃部なの。」

「………………なに言ってんだよ。」


そりゃ、そうだよ。そうなるよ。
ただね、嘘じゃないの。…ごめん。


「廃部って……野球部が?」