意識を失ってどのぐらい、時が流れたかはわからない。
僕はある日、目を覚ました。

見たこともない場所。ここはどこだろう…

口にはチューブのようなものが入っている。

『優が目を覚ましてる。良かった。』

女の人は僕をみると、今度は笑いながら泣いていた。

『心配したんだからね。』