『という感じで、またやってしまった。』 皆様初めまして。あたしの名前は楠木小夏。 先程清々しい暴言を吐いていた張本人。 『もったいなーい!折角だからお茶とケーキくらい奢らせればよかったのにー』 さらっと怖いことを言ってるこの子は山田佳凜。 あたしの相談に乗ってくれるいいやつ。ふわふわ栗色ロングの髪でほんわかとした容姿とは裏腹に機関銃攻撃のごとく言葉を飛ばす。 『大体なんであたしなんかに声をかけるんだ?』