「囚われ姫~星屑は魅惑の花の香に抱かれて~」

『どうせ捨てる野の花なら、何もせず捨て置きなさいよ』




残された言葉は源氏物語の有名なセリフ。
刹那の唇に乗るそれは、俺をどん底まで堕とした。




もう刹那は戻らない。
そんな気がしたから、敵討ちに直行した。




刹那が消えた人混みとは逆方向へ。