キミが本当の恋を教えてくれた。

匡side

蘭に過去のことを全て話したからか、とてもスッキリした。

今日こそ蘭に気持ちを伝えよう、そう決心した。丈のクラスにいたオレは教室に戻り、蘭に話
しかけた。

「ちょっと、蘭。いいか?」

「うん?」

これは…告白だよな?告白といえば屋上か!

「ちょっと屋上来て!」

「え?あ、うん」
オレの後を追ってくる蘭が可愛い。

屋上に近づくにつれて緊張してきた。