「わぁ!涼夏センパイの卵焼き旨そう!」


「そりゃお母さんが作ったから。」


「涼夏センパイは料理しないんですか?」


「うん。あんまりしないかな。」


「涼夏は料理できるけどやろうとしないよね。」


「花音ちゃんだってしないじゃん!」


「あ、昼休みおわりまで後5分ですよ」


「嘘!?早く行かなきゃ!!花音ちゃん行こう!?晴美君も急いで!」


「涼夏先行ってて。ちょっと用事あるから」


「わかった。晴美君!じゃあね!ばいばい」


「はい。さようなら。」


ニコリと微笑んでくれた。