いつも花音ちゃんみたいになれたらなって思ってた。
そんなことを思い、ボーっとしながら歩いていたら、
―――――――ドンッッ！
「きゃっ！？」
「あ、すいません。」
わぁ。凄い可愛い．．．
言葉遣いからして１年生だよね？
「あ、えっと、こちらこそごめんね。」
「大丈夫です。それじゃ。」
「ったく。相変わらずドジなんだから。」
「えへへ」
「それにしても、あの１年生可愛い顔してたわね。とても男には見えないわね。」
「え？」
「は？」
「．．．お、男．．．？」
「そうよ。制服見たら男子制服だったもの。まぁ、間違えられてもしょうがないよね。あの顔じゃ。」
