「涼夏ー。行くよー」


「やぁ!花音ちゃん!!ちょっと待ってぇ~!!」


「もぉ。涼夏はマイペースすすぎだよ」


「ごめんごめん」


私達は今、桜庭高校の入学式が終わったばかり。私は2年生だから、あんまり聞いてなかったけどね。聞いてなかったどころか、私は爆睡してしまって、今花音ちゃんに起こされた。


そんな私の名前は
七海涼夏(ななうみすずか)高校2年生


そして、いつも一緒にいる親友の
橘花音(たちばなかのん)
同じく高校2年生


花音ちゃんは、美人でしっかりしていて、頼りになる。


でも私は、不細工だしいつも失敗ばかりしていて、周りに迷惑ばかりかけてる。だから私は花音ちゃんを尊敬している。