「知らなくてもいいですよ
それじゃあ夕食の準備してきますね」


去っていった後ろ姿をずっと眺めてた。


心臓がドクドクッ…と激しくなっているのが





“恋”だとはこの時の私は気付いていなかった。





もうそこまで…きていた。

苦しくて切ない恋が……ーーー