お嬢様と執事


「優妃様?なぜ泣くのです?そんなに嫌なんですか?お見合い」



「違う…の…っ
帝は私の、こと…嫌いなの…っ?」


「え?なんでそう思うんです?」


だからお見合いしてほしいんでしょ?


そしたらもう“恋人ごっこ”は終わり。


なら最初から期待させないでよ


「違いますっ!
私はただお見合いしても離れる訳じゃないですから…
だから柏木財閥のお嬢様としてお見合いをしてほしいんです」