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「帝っ!!」


「優妃様っ!
やっと終わったのですか?」


「うん!」



ギュッ…と抱きつけば抱き締め返してくれる。


あぁ…なんて幸せなのかな。


帝さえいれば、なんでも乗りこえられる気がする。


「帝あのね、今日、いっぱい先生に褒められたの」

「すごいじゃないですか!
優妃様」



頭を撫でられれば嬉しさが込み上げる。


こんな子供じみたことが嬉しいんだなんて思わなかった。


帝はちゃんと褒めてくれる。


他の執事と違って聞き流すことを絶対にしない


だから好きになったのかもしれないな…