「優妃様…」


「…っ!!」


顔が見えなくても声を聞くだけでわかる。



なんでくるの…



来ないでよ…



ほっといてよ…



「優妃様」


「や…めて…っ」


これ以上好きにさせないで…



苦しめないで…









布団の上から抱き締められて


なぜかまた涙がこぼれた。