「うぅ…っうっ…」



走って自分の部屋まできた。


すぐにベットに潜り込んで全身、毛布で隠す。



「ふぅっ…っうっ…」



声を殺そうとしても漏れてしまう嗚咽。


胸が苦しくて


あの帝の傷ついたような顔が頭から離れない。


「…ふぅっ…っくっ…」


ごめん。





傷つけてしまって。



好きになっちゃって。






…ごめん。