俺様でヤキモチな彼氏様

次の日――――――――₋₋₋






「ふぁぁぁぁ₋₋₋。」



ね、眠いぃ。



昨日、インターネットで色々調べてたからかな。



服とか靴とか₋₋₋。



少しでも龍に可愛いって思われたいもん。



そうしたら寝不足になっちゃった。



「ふぁぁぁ。」



「ちょっと結、寝不足?」



教室の扉を開けようとした瞬間、後ろから真菜の声がした。



「あっ、真菜ぁ、おはよ。」



目をゴシゴシこする。



「ちゃんと寝なよ?日曜日、デートなんだから。」



「うん₋₋₋。」



1時間目の授業が始まっても、まだ眠い。



先生の声もどんどん遠のいていく。



あっ、本当にやばい、か、も₋₋₋。



先生の声を子守唄代わりに深い眠りについっていった。