俺様でヤキモチな彼氏様

俺が機嫌が悪いときはいつも低い声を出して女を追い返す。



香水のにおいで気分が悪くなった。



「あの女、うざかったな。」



俺は気晴らしに屋上へと向かった。



ドアノブに手をかけたその時



「いって!」



何か刃物みたいなもので手を切った。



ドアノブを見ると、小さなカッターの先がセロハンテープで貼られていた。



ちっ、いたずらかよ₋₋₋。



セロハンテープをはがしてゴミ箱に入れる。



₋₋₋血が出てきたし。



まぁ、ほっとけば治るだろ。



そのまま屋上に出て仰向けになって寝転ぶ。



式まで時間あるし少し寝るか。



ゆっくりと目を閉じて眠りについた。



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