俺様でヤキモチな彼氏様





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「結、おはよ!」



「₋₋₋おはよ。」



「結!?そのクマどうしたの??」



真菜ちゃんがあたしの目を見て驚く。



無理もないかぁ₋₋₋。



本当にひどいもん₋₋₋。



「あは、ちょっとね₋₋₋。」



昨日あんな事があったから、夜一睡もできなかった。



龍、あの子は友達だよね?



昨日のことを思い出すと胸が痛くなる。



分かってる。



なんで痛くなるのか。



あの女の子にヤキモチ妬いてるから。



「結、どうしたの?」



「うぅ、まなちゃ₋₋₋うぇ~ん₋₋₋ヒック₋₋₋。」



「ちょ、結!?」





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「やっぱり、女の子といたんだ?」



「うん₋₋₋。」



昨日のことを話した。



龍が、女の子といたことを。



真菜ちゃんが見たって言うのは本当のことだった。



あのときにすぐに確かめに行けば、よかった。