「遊里ちゃん」

優ははにかみながら呟く。

「僕…彼女を一緒に帰ろうって誘ってみるよ。もう雨止んじゃったけど」

「ん、いいんじゃない?」

ニッコリ微笑む遊里。

「レインボーガールちゃんも、こないだの海水浴で友達増えたけど、まだまだ引っ込み思案なとこあるからね…沢山友達が出来るのはいい事だと思うよ?」