別れてすぐ廣田くんとしゃべったことで廣田くんのことを好きな女子は、だまっていなかった。 前より嫌がらせが、エスカレートしていき、毎日のように靴箱に手紙がはいっている。 《翔くんにいろめ使うな!!ゲス女》 など、そんな手紙ばかりだった。 こんなこと誰にも言えずに放課後グランド近くの水道でひとり悩んでいると誰かが、横にきた。 「どうした?帰んねーの?」