私も小学生の頃、マジックペンを
もっていって友達と悪口を書いたことがある。
もしかしてこれはあのときの
ベンチなのだろうか。
座るために作られたベンチにとっては最大の迷惑。
「…ごめんね。」
そういうといきなり声がした。
「はい。」
少し動揺しながら私は質問をした。
「もしかして、○○公園のベンチ…?」
「そうです。あなたが小さい頃
よく友達と座っていたあのベンチです。」
あー…やっぱり…。
「あのときはごめんなさい。」
「はい。」
私は小さい頃にベンチや物に対して
本当に申し訳ないことをしたと思う。
「でも・・・どうしてここにいるの?」
ベンチはゆっくりと話し始めた。

