まつしかないかぁ・・・。
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鏡を見つめる。
鏡しかないからすることがなんにもない。
私ってこんな顔してたんだ。
じーっとみつめる。
ちゃんと私だ。
しばらく自分の姿をみていなかった。
不思議な動物たちばかりみていたから。
あらためて思う。
私はどうしてこの森に迷い込んだのだろう。
涙が地面におちたとき辺りは一気に変わった。
なにもかもが変わって少し不安にもなった。
でも森の香りをかいだとき、
そんな気持ちもやわらいで
なぜか気分がよくなっていた。
よくわからないけど
この森は凄い力を持っていると思う。
そんなことを思いながら鏡をみつめた。
私が住んでいたころの風景や環境を思い出す。
2日前のことなのに
ずいぶんと前のことのように感じる。
お母さん・・・元気かな・・・。
お父さん・・・仕事がんばってるかな・・・
クラスのみんな・・・いまなにしてる?
犬のココアはご飯をちゃんと食べているのだろうか。
私がいない現実の世界はどうのように
まわっているのだろう。
私がいない間になにが変わって
なにが起きているんだろう。
そんなことを考えてると
だんだん寂しくなってきた。

