不思議な森





そんなことをいわれてしまった。



私から見てベンチが変なように
ベンチから見て私も変なのだ。



「もう行くね。」



「おう。気をつけてな。
もうすぐ俺の大好きな小鳥ちゃんたちが
くるぞーー。楽しみだ。」



一瞬ベンチが微笑んでるように見えた。


「ありがとう。また。」



この森は本当におかしい。
でもここにいると暖かい気持ちになれる。
浄化されていく自分がわかる。




カタツムリの町への道を歩いていると
小さなビー玉を見つけた。



ビー玉をつかみ空にかざした。
きらきら輝いてとっても綺麗。



ビー玉を空にかざして
その輝きをみて笑っている自分に
笑える。普段はこんなことしないのに。




「でも・・・やっぱり綺麗。」



ビー玉をポケットに入れ
私はその先を進んだ。