「これからどこへ行くんだ?人間。」
さいころの上に登ってる
一番最初に会ったアリに話しかけられた。
どこへ行くか聞かれても
どんな場所があるのかもわからない私は
質問で返した。
「どこへ行けばいいのかな・・・。」
「何を言ってる人間。」
「私この森のこと良く知らないの。
これから私はどこに行けばいい?」
アリたちはひそひそと話し始めた。
「かたつむりの町を通って3丁目の森に
いったらどうだ。人間。」
かたつむり・・・
私が嫌うひとつの生き物。
「かたつむりの森を通らなければ
3丁目にはいけないの?」
「当たり前さ。人間。
かたつむりはでかいぞー。人間。
でも、悪い奴らじゃないかな。人間。」
また大きいのか・・・。
「わかった。ありがとう。
あ・・・名前を聞いてもいい?」
アリは少し笑って
「名前などない。俺はアリのリーダーだ。
またどこかで会おう!!人間。」
そう答えた。
「みんなどうもありがとう!
大きな赤アリさんにも伝えてください!」
一礼して私はカタツムリの町へ
進んでいった。

