不思議な森




「すぐにアリの会がはじまります!
あなたも参加してください!」


「アリの会・・・?」



そうだ。
私はたしか森に迷い込んだんだった。
夢じゃなかったんだ。



「そうです!早くしないと赤アリ様が
お怒りになられます!」



巨大赤アリの名前を聞いて
すぐに髪をとかし扉を開けた。
靴を履き走って外へでた。



集っているアリたちがこっちを見る。

「並んでください。」


「あっ、はい。」


一番うしろのアリの横につくと
すぐに巨大赤アリが館から出てきた。



「おはようございます!」


アリたちはいっせいに頭を下げる。


慌てて私も頭を下げる。


「おはよう。」



巨大赤アリはそれだけゆうと
館へ戻っていってしまった。


「え?それだけ?」



「はい。朝の挨拶です。」



こんなにも慌てて汗をかいたのに
正直これだけで終わってしまうなんて
がっかりだ。